使用する地理の参考書と大まかな勉強法
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① 山岡の地理B教室 PART1.2
この参考書では地理の基本部分を理解していきましょう。
使い方としては、本文を読んだ上でテキスト部分の赤字を覚えるのが基本ですが、問題自体が非常に少ないので、その用語を覚えただけではあまり意味はありません。
知識の習得は今後の参考書がメインとなるので、この参考書では地理でどんなことをやっていくのかを学習しておきましょう。 -
② 瀬川聡の共通テスト地理B(系統地理編/地誌編)
本参考書を使用する上で最も重要なのは、解説を読み込んで分布やデータ等の理由を理解することです。
また「地図帳をチェックしよう!」の部分では必ず地図帳を参照して理解を深めましょう。
本文の理解が出来たら別冊の問題集で演習を行い、すべての選択肢の正誤理由が応えられるようになるまで復習を行います。
また、参考書を読むときはかならず該当地域の地図帳をひろげて確認する癖をつけましょう。
センターで8割以上を目指す人はこの参考書に加え、各予備校のマーク式予想問題集やセンター過去問で演習を行ってください。 -
③ 共通テスト過去問 本試
目標は85%から90%くらいに設定し、解いていきますが、解きっぱなしにせずに必ず復習の時間を設けて「間違えた問題」「正解したが自信がない問題」はテキスト(瀬川聡の共通テスト 地理B[系統地理編]超重要問題の解き方)に戻って確認し、インプットのやり直しをおこなってください。
常に「各時代のどの部分が得意か?又は不得意か?」を意識して演習・復習に取り組みましょう。 -
④ 2015年マーク総合問題集
河合の模試の過去問をまとめた問題集。難易度は共通テストの標準的な難易度に近いため、過去問が一通り終わったらまず最初に解いておきましょう。
使い方は共通テストの過去問と同じで構いませんが、過去問の後にやるため、過去問でやったことができているようになっているかを確認しながら解いていきましょう。 -
⑤ 27年用共通テスト 実践模試 地理
Z会の模試に加え、予想問題が1回分入っている問題集。センター向けの中でも難易度は高めで仕上げに使いましょう。
解説もかなり詳しいですが、ある程度点数が取れる状態まで仕上げておかないと使いこなせない可能性が高いです。
基礎知識はきっちり終えたうえで入るようにしましょう。
この問題集に入る時点で、点数が7〜8割程度取れていないようであれば、ここまでにやった参考書に戻って仕上げなおしておきましょう。